背中の毛は手慣れたプロに脱毛してもらおう

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日本では季節の違いがハッキリしていて、その寒暖の差も大きくなっています。オシャレな女性にとって楽しいのは、その折々に色々な装いができることでしょう。夏などは近年とんでもない暑さになるためか、かなり肌を露出した服を選ぶ女性が増えているようです。

ただ肌を見せびらかすのはいいのですが、その時に注意を払わなければならないのは、いつの間にか伸びているムダ毛です。

いくら体のスタイルがキレイで、男性の目を引く美しい肌合いをしているとしても、ムダ毛を丁寧に処理していないと、「あれだけ肌を露出したファッションをしているくせに、手入れはいい加減なんだ」と思われ、侮蔑的な視線を向けられかねません。

そんな恥ずかしい羽目におちいらないためにも定期的に自己処理しなければなりませんが、月に数回毛を抜いたり剃ったりするのは面倒臭いものです。

しかも、顔、腕、脚などは自分でどうにかできますが、ひとりではどうしても処理が出来にくいパーツがあります。

それが「背中」です。

背中は普通に生活していると視界になど入ってこない部位で、そのためにその肌の状態など忘れ、手入れを怠りがちです。

でも、たとえば海などに泳ぎに出かけた時、大胆な水着に着替えた女性を見て「背中の毛が伸びっぱなしでカッコ悪い」と思ったことはありませんか。

自分では知らないだけで、実は自分の背中も同じ状態になっているかもしれません。

でも、カミソリや毛抜きを使えば剃ったり抜いたりできる部位と違って、自分では触れにくい背中の毛は、どうやって処理すればいいのでしょうか?

答えは簡単。脱毛マシンのあるサロンや医療クリニックで、ムダ毛処理の施術を受けることです。

以前、脱毛というのは「ぜいたくな美容法」とされていましたが、現在は10代の女の子でも受けるほど、手軽なものになっています。また、タレントを使った派手なテレビコマーシャルが毎日しつこく放送されているため、脱毛に興味などない男性でも、いくつかのサロンやクリニックの名前は耳馴染みがあるくらいです。

ただ、「私には脱毛なんて関係ない」という女性も少なくありません。また「脱毛してみたい」と心の中では思っていても、施術料や痛みなどについて不安があり、店や医院へ行くのに二の足を踏んでいる、という方もいるようです。

そこでそんなビギナー向けに、このページを作ってみました。
背中脱毛の基本となる情報を提供し、今おこなわれている脱毛方法にはどんなものがあるのか、細かく解説していこうと思います。

サロンや医療クリニックにおける”背中”の扱いについて

脱毛で扱われる部位としては、背中は体の中でもずば抜けて面積の広いところです。そのため、サロンやクリニックでは「背中上」「背中下」という2部位に分けて、ムダ毛処理をおこなうようになっています。

2つの部位の範囲ですが、「背中上」は首の付け根から肩甲骨付近、「背中下」は肩甲骨からウエストラインまで、となっています(それより下のパーツは「腰」または「ヒップ」となります)。

ちなみに、施術の対象部位はその面積によって「Lパーツ」と「Sパーツ」に分類されることが多く、料金は施術に手間がかかるLパーツの方が当然高くなります。

背中は「背中上」「背中下」に分けてもまだまだ面積が大きいので、両方ともLパーツに属します。

ところで、背中脱毛ではうなじは除外されていますが、それについてちょっと注意が必要です。

というのも、背中上を脱毛すると肌の色がクッキリするため、施術を受けないうなじとの間に境界線が生じてしまうのです。

そうなると「変な具合に日焼けしたようでイヤだ」と思う人もいるので、最初から背中上とうなじを一緒に脱毛するコースを契約する方がいいでしょう。

背中脱毛の費用は大体いくら必要?

「脱毛してみようか」と考えた時、まず調べてみるのはその費用でしょう。
美容については「とにかくお金がかかる」という印象があるので、チェックしたくなるのも当然のことです。

そこで、背中脱毛にはどれくらいの予算が必要なのか、ざっと紹介してみます。

最初に、サロンからです。

・銀座カラー

銀座カラーでの推薦プランは「スタンダードチョイス」。背中の上下のどちらかが選べて、8回セットで42,000円です。そして75,200円の「脱毛し放題」にすれば、完全にツルツルになるまで施術が受けられます。

・TBC

背中を脱毛するなら、全体を施術できる「チョイスプラン」がオススメ。Lパーツを好きな風に選べて1回分が6,000円、6回セットにすれば26,400円になります。さらに1回のみですが、好きなSパーツの部位も無料で施術できます。

・ミュゼ

「フリーセレクト美容脱毛コース」にすれば、Lパーツ4回分が12,000円です。背中は上下2つに分割されていて、「上を1回下を3回」「上を3回下を1回」といった具合に、4回を好きなように割り振れます。

・ジェイエステティック

「後ろ姿美人プラン」がオススメ。うなじ、背中の上が各4回分のセットになっていて、費用は18,000円。また、無料で両ワキ脱毛12回コースがついてくるため、うなじ、ワキ、背中上の3パーツを同時に脱毛できます。

続いて、医療クリニックです。

・リゼクリニック

ここでは背中は2つに分けられず、全体が1つとして扱われます。料金の方は5回コースで79,800円。

・湘南美容クリニック

湘南美容クリニックでは、背中は2部位に分けられます。1回の料金はそれぞれ17,410円ですが、6回コースを選ぶと81,000円に値引きされます。

・アリシアクリニック

アリシアクリニックでは、リゼクリニックのように背中は1パーツとして扱われます。費用は5回で55,000円と大変リーズナブル。

また「背中+えりあし脱毛セット」なら、5回で103,200円です。

・イセアクリニック

「背中+うなじ脱毛」のコースを選べば、5回98,800円となります。

以上、有名サロンとクリニックの料金をざっとお知らせしましたが、コースやプランというのは条件が複雑で理解しにくくなっています。
できれば公式サイトを丹念に調べ、その詳細を頭に入れておきましょう。

背中の毛は、施術しても結果が出にくい?

実は背中の毛は、施術しても脱毛の結果が出にくい、と言われています。というのも、脚やワキに生えている濃い毛と比べると、細い上に色素が薄めだからです。

「細くて色素が薄めだと、なぜ脱毛の結果が出にくいの?」と思われるでしょうが、それには今普及している脱毛方式のデメリットがかかわっています。

以下、サロンと医療クリニックで使用されている脱毛マシンの紹介をしながら、その理由を述べていきます。

現在のサロンで最も使われているマシンは、「IPL脱毛」という方式のものです。

IPL脱毛は、自然光とよく似た(ただし紫外線を取り除いてある)インテンス・パルス・ライト(IPL)という光を、キセノンランプを通じて肌に当てる、というもの。このライトは、もともとエステでシミ・くすみなどを治療する「フォトフェイシャル」のために使われていたもので、脱毛用ではありませんでした。

しかし、IPLによるケアを受けた顧客から「肌がツルツルになった」「毛が薄くなった」などの感想が続々と寄せられたため、改めて科学的な検証をおこなったところ、発毛組織を弱体化する働きが証明されました。それから、サロンでも脱毛の施術に導入されるようになったのです。

IPLというライトの第1の特徴は、光の中に多くの波長が含まれていること。
そのため、肌にはダメージを与えることなく広範囲に当てることができます。脚、背中などの広いパーツにはもってこいで、施術にも手間がかかりません。

ただ、IPLは肌の各層に拡がってしまうため、毛根の機能を弱めるパワーはそれほどでもありません。

一方、医療クリニックで最もよく採用されているのは、レーザー光を照射する「レーザー脱毛」の機械です。

実はIPL脱毛、レーザー脱毛のどちらも、脱毛原理は変わりません。肌へ光線を当てると、毛に含有されるメラニン色素に吸収されて熱エネルギーに変化し、やがてそのエネルギーが毛根に集まってきます。毛母細胞、毛乳頭、皮脂腺開口部といった組織がその熱で損傷を受け、毛が伸びなくなるのです。

ただ、そのパワーとなると話が違ってきます。レーザーは非常に狭い範囲にエネルギーを集中できるので、標的となった毛根は高熱に包まれて死滅します。そうなるとその部位はずっと無毛状態のままです。

「パワーのすごいレーザー光なら、背中も効率的に脱毛できるのでは?」と思われるでしょうが、そう安直にはいきません。

というのも、背中の毛にはメラニン色素がごくわずかしか含まれておらず、光を当てても吸収がされにくいからです。

「では、背中の毛をうまく処理できる方法はないの?」ということになりますが、それについては以下のセクションで説明していきます。

背中の毛でも処理がうまくいく方法とは?

背中の毛でも処理がうまくいく方法には、次のものがあります——

・S.S.C.方式の機器
・ダイオードレーザー
・ニードル脱毛

これらの3つを順に紹介していきましょう。

まず、S.S.C.方式です。S.S.C.は「Smooth Skin Control」の頭文字で、イタリアのDEKA社が考案しました。

IPL方式との大きな相違は、光線と専用ジェルを併用するところです。

ジェルには、トレジャービーンズというカプセルが配合されています。ジェルを塗った後、クリプトンライトを当てるとトレジャービーンズが割れ、成分が毛根に染み込みます。

メインの成分は、植物由来の物質で構成された「フィリニーブ」。抑毛効果に優れた上に保湿効果もあるため、術後の炎症も抑制してくれます。

ライトも照射しますが、脱毛効果があるのはあくまでフィリニーブというジェルの成分なので、背中の毛も確実に処理できます。

次に、ダイオードレーザーです。

クリニックの脱毛器にはいくつかの種類があり、照射できるレーザー光もそれぞれ違います。

現在、よく用いられているのは以下の3つ——

・YAGレーザー
・アレキサンドライトレーザー
・ダイオードレーザー

各自特徴があるので、得意とする肌質、毛質も異なります。

ダイオードレーザーの光源はダイオード(半導体)。波長は810ナノメートルですが、これはYAGレーザーとアレキサンドライトレーザーの中間。バランスがよく、肌の深いところにある毛根にも効果をあげます。

ダイオードレーザーにもレーザー式(HR式)と蓄熱式(SHR方式)の2種類があるのですが、背中の毛に最適なのが蓄熱式です。

蓄熱式では、バルジ領域という毛穴の一部を弱体化します。65℃前後という低温のレーザーを当て、徐々に熱を溜めていくことで効果を発揮。メラニン色素を含んでいない毛でも処理できます。

また痛みも他のレーザー光ほどではなく、施術でのストレスを軽減します。

蓄熱式ダイオードレーザーの機器には、ソプラノアイス・プラチナム、それにメディオスターの2種類があり、それぞれレジーナクリニックとリゼクリニックで使われています。施術を受けたい人はどちらかに行きましょう。

最後にニードル脱毛です。この方法は長い歴史を持ち、150年近く前、逆さまつ毛の脱毛にアメリカで使われたのが最初だとされています。

特殊な針を毛穴に差し込み、軽い電気を流すことで毛根の部位を死滅させます。物理的にダメージを与えるために効果は高く、発毛機能は完全に失われます。

また、脱毛効果にメラニンの有無は関係ないので、背中もツルツルにできます。

ここまではいいのですが、実は厄介な欠点が2つあります。ひとつは針を毛穴に差し込むために痛みが激しいこと。中には痛みに耐えられずに脱毛をやめた人もいます。

あとひとつは、手で全ての作業をおこなうので、どうしても料金が高めになる、ということ。レーザー脱毛の30倍の費用が最低でも必要となります。

これらの欠点のため、施術できる人は限られてくるでしょう。

3つの方法を解説してみましたが、このうち、1番簡単に実行できるのはS.S.C.方式です。どれにすればいいか迷ってしまうという人は、とりあえずS.S.C.方式を試してみましょう。ツルツルにするには日数がかかりますが、抑毛効果は短期間で出てきます。

ただ「確実に背中を脱毛したい」と考えているのなら、やはりニードル脱毛が最もいいでしょう。

いかがだったでしょうか? 背中脱毛の基本的な情報を詳しく紹介してみました。

暑くなると、水着や開放的な服を着る機会も多くなります。そんな時にちゅうちょなく背中を見せられるよう、肌の状態を脱毛で整えておきましょう。

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