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医療脱毛クリニック選びで損をしないために

かつてはぜいたくな美容術と言われた脱毛。ところが最近では、美しい肌を求める女性が多くなり、お金を払ってムダ毛を処理してもらうのも特に珍しいことではなくなりました。
特に肌を露出するファッションを好む人は、カミソリや毛抜などでの自己処理では肌に負担がかかると聞き、プロに毛の処理を任せるようになっています。

せっかくお金と時間を費やして施術に通うのですから、できるだけ脱毛効果をあげたいというのは当然のこと。脱毛方法には色々なものがあるとはいえ、実際に施術をおこなっているのは、脱毛サロンと医療クリニックの2つしかありません。

かつては有名タレントやモデルを起用したテレビCMなどの影響で、サロンを選ぶ人が圧倒的に多かったようですが、近年では医療クリニックの利点も広く認識されつつあり、「どちらで施術してもらおうか」と思い悩む人も少なくないようです。

そこでこのサイトを立ち上げ、医療脱毛クリニックの情報を紹介することにしました。
そのメリット・デメリットはもちろん、施術の特徴、クリニックを選ぶ際の留意点など、脱毛初心者に役立つ知識を色々と解説していきます。

クリニック脱毛の3つの特徴について

クリニック脱毛の特徴について考える
ムダ毛のプロが施術をおこなってくれるのは、現在のところ医療クリニックとサロンしかありません。もしクリニックの方と契約するなら、事前にその特徴を理解しておいた方がいいでしょう。

1)レーザー光線を使って施術する

サロンよりも医療クリニックの脱毛の方が、はるかに効果が上がると言われています。
なぜならクリニックの機器は、サロンでは使用不可のレーザー光線を照射するからです。

レーザー脱毛が提唱されたのは20世紀末のことです。ハーバード大学ウェルマン皮膚研究所の科学者たちが、雑誌「サイエンス」に論文を発表しました。その「選択的光熱凝固理論」は、古代オリエント時代から続く長い脱毛の歴史の中でも革命的なものとなりました(ちなみに、その科学者の1人であるR・ロックス・アンダーソンは、入れ墨を消す染料を発明したことでも知られています)。

それまで最もポピュラーだった脱毛方法は、使い捨ての電極(プローブ)でムダ毛を処理する「ニードル脱毛」(「美容電気脱毛」)でした。これはセントルイスの眼科医チャールズ・ミッチェルが1875年に考案したもので「電気分解脱毛法」と呼ばれています。電極から電流を通し、発毛を促す毛包を凝固化します。

この方法は発毛を止めるという点で優れており、アメリカでは広く用いられたようですが、なにしろプローブを手作業で挿入していくために手間が必要で、それだけ料金も高くなってしまいます。
しかも痛みが激しく、顧客はかなりの忍耐を強いられます。

この状況を一変させたのが、レーザー脱毛の発明でした。

レーザー脱毛が画期的だったのは、毛に3%含まれているメラニン色素に着目した点。

単一の波長を備えているレーザー光線は、他の光のように拡散せず、射出した方向にどこまでも進みます。
指向性が高く、小さな部分に集光することができるため、破壊力は群を抜いています。

そしてもうひとつの特性は、波長によって1つの色だけに作用する、という点。つまり、赤、青、黒といった色がついた組織に光線を当てると、それだけで大きな損傷を与えられる、ということです。

脱毛では、黒色に作用するように波長を700ナノメートルから1000ナノメートルに調節。周辺の皮膚組織には何もしないため、肌へ直接照射ができます。

黒いメラニンに吸収されたレーザーは摂氏65度〜70度の熱に変わるのですが、この高熱が毛包の幹細胞を破壊し、毛の産生をストップするわけです。

施術も極めて簡単で、波長をアレンジしてレーザー光線を当てるだけ。照射口であるビームスポットは直径数ミリですが、1回あたりの照射は100分の1秒で終わるため、施術は短時間で終わります。電極を毛穴に挿入するような面倒な作業はいりません。

最初は白人向けのルビーレーザーしかありませんでしたが、すぐに黄色人種向けに媒質を変えたアレキサンドライトが考案され、日本でも脱毛に使われ始めました。現在は様々な媒質を用いたレーザー光線がそろっていて(ダイオード、YAGなど)、毛質やパーツに合わせて選べるようになっています。

2)「永久脱毛」ができる

脱毛の細かい事実については、まだまだ一般に知られているとは言えません。たとえば「1度光を照射すれば、その部位はすぐにツルツルになる」と思っている人がいます。

もちろん、それは間違っています。毛の産生を促す毛包は丈夫な組織で、1回の照射ではそれほど損傷を受けません。

また脱毛は、「毛周期」という発毛サイクルにあわせて照射を続ける必要があります。施術をおこなうのは2ヶ月に1度ほど。何度も光が当たるうちに毛の本数が少なくなり、そのうち部位がツルツルになって脱毛終了。
施術は数年に渡ることも珍しくありません。

ちなみにサロンでも毛根にアプローチする光線を用いますが、その出力が制限されているために、毛包は少しの間衰えるだけです。施術から数年で、ムダ毛はまた伸びてきてしまいます。

その点、医療クリニックでは威力抜群なレーザー光線を用いるため、毛包が死滅する可能性が高くなっています。つまり、いわゆる「永久脱毛」がおこなえるわけです。

3)医師だけが施術を担当する

先の項目でも述べましたが、サロンの脱毛方法はクリニックと似通っているとは言え、使われる光の種類が異なるためにレーザー脱毛とは呼べません。また破壊力に関する限り、レーザーとサロンの光では砲弾と銃弾ほどの相違があります。サロンの従業員に特別な資格がいらないのも、サロンの光線の威力が弱いからです。

一方、レーザー脱毛は破壊力の強い光線を用いるので、操作ミスが深刻なケガにつながりかねません。そのためマシンを扱えるのは、事故の際に処置の可能な医師に限られています。もちろん、治療用の設備・器具がそろっているので、その点でも安心できます。

医療脱毛の利点・難点

利点・難点

利点

・脱毛マシンを操作するのは医者なので、トラブルが発生しても応急処置が可能
・永久脱毛がおこなえるので、毛が死ぬまで生えない確率が高まる
・脱毛完了までの期間がサロンと比べて短く、施術に出向く回数も少ない

難点

・格安プランが豊富でキャンペーンの多いサロンより、料金がずっと高め
・照射時の痛みが部位によっては強いため、施術自体を避けたくなる
・レーザーのパワーが強いため、毛膿炎、炎症などが起こる怖れがある

クリニックとサロンの違いとは?

クリニックとサロンの違い
脱毛サロンとクリニックの違いに関してはすでに触れましたが、ここでさらに相違点を挙げてみます——

料金

脱毛が人気となる前から、サロンは大きな広告を女性誌に出していますが、そこには目を引く活字で「今月限りのキャンペーン」「リーズナブルなセットプラン」などと書かれています。これで分かる通り、サロンのメリットのひとつは、その施術コストの安さです。

一方、クリニックの場合は医療機関としての規制もあり、料金が大きくディスカウントされることはまずありません。

ここで、両者の料金が一体どれくらいなのか、比較するために表にしてみましょう。

まずは脱毛サロンから。知名度の高いサロン20社の公式サイトから、パーツごとの平均料金を算出してみたところ——

・全身…164,700円
・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・背中(上下)…71,600円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・VIO…58,633円

という結果になりました。

次に医療クリニックです。こちらもネットでよくヒットする20院の平均コストを計算しました——

・全身…401,945円
・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・背中(上下)…91,917円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・VIO…67,975円

こうして見ると、料金の違いは一目瞭然です。特に違いの大きいのが顔脱毛で、クリニックの利用金はサロンの3倍以上となります。

効果

サロンとクリニックでは方式の異なるマシンを採用しているため、その効果にも相当な差が出ます。

現在、サロンでは4、5種類の脱毛方法が使われていますが、その中で1番採用率が高いと言われるのがIPL脱毛です(別名「フラッシュ脱毛」あるいは「光脱毛」)。

ワンショットで処理できる面積が広く、背中、腕、脚といった大きな部位にもってこいです。
照射パワーも抑えられているため、痛みもあまり強くありません。

他の方法には、専用ジェルとクリプトンライトを一緒に用いるSSC脱毛、バルジ領域をターゲットにするSHR脱毛などがありますが、どれもその脱毛効果は一時的です。つまり、サロンの施術は毛の発毛器官を弱体化する「抑毛」「減毛」にすぎず、脱毛が完了したとしてもその効果は数年で消えてしまいます。

一方、医療クリニックのレーザーはパワーがケタ違いなので、施術が完了すれば、毛がよみがえる可能性は低くなります。

保証

脱毛サロンもクリニックも、保証については似たようなものです。

効果に納得できるまでずっと施術できる「永久保証」、期間を一定日数だけ延ばせる「期間保証」、施術を中途でやめる時に前金の一部を返してくれる「返金保証」などは、クリニックにもサロンにもあります。

ただ、種類・条件が各医院によって違うので、あらかじめ公式サイトなどで確認しておきましょう。

その他

案外見落とされがちですが、クリニックとサロンにおける支店(支院)数の差は重要です。

脱毛は一朝一夕に終わるものではありません。部位が無毛になるまで日数がかかり、全身脱毛ともなると、数年間も施術に出かける必要があります。

その間に生活環境が激変してしまう人も出てきます。
引っ越しや転勤がその典型ですが、新しい家のそばにクリニックの支院がないため、契約時の前払い金がムダになるケースもあります。

部分脱毛ならまだあきらめられますが、手の込んだプランだと前払い金が20万円を越えることは珍しくありません。転居後も契約を活かしたい、と考えるのは当たり前です。

名前の知られた大手サロンなら全国に支店があるため、転居後も施術を続行できる可能性が高くなります。ところがクリニックは全国でチェーン展開をしているところは少なく、引っ越すと支払ったお金がムダになるケースが多いようです。

ということで、「引っ越しすることが多い」という人の場合、店舗が全国にある有名サロンを選んだ方が無難でしょう。

クリニックを選ぶ際の注意点

選ぶ際の注意点

保証期間に気をつける

一旦脱毛を始めたら、契約した回数を一定期間内に終了させる必要があります。その日数はパーツによって違いますが、2年から3年というのが一般的です。
中には5年という長期のクリニックもあるので、忙しい人はそちらを選ぶといいでしょう。

リスクについて明記されているか?

クリニックでは威力の強いレーザーを使うので、そのリスクを契約前に告げるのは医者の義務です。公式サイトにもそのリスクが明記されているか確認しましょう。

料金の総額ははっきりしているか?

料金設定が入り組んでいるクリニックは、施術コストの高さをごまかそうとしている可能性があります。総額をはっきり示しているクリニックの方が信頼できます。

医師の情報は書かれている?

公式サイトに施術担当の医師の情報が明記されているか、最初にチェックしておきましょう。情報が書かれていないクリニックは、経営態勢に問題があります。

医師がカウンセリングもおこなっているか?

施術はともかく、カウンセリングに関しては看護師が担当するクリニックもあるようです。
そんな分担制は医療機関として無責任なので、契約しない方がいいでしょう。

以上、医療クリニックについて色々な情報を紹介してみました。いかがだったでしょうか。

クリニックに関しては、「レーザーが痛いようなので怖い」「費用がサロンよりずっと高い」といった理由で「行くのがイヤだ」という人もいるでしょう。ただ、その脱毛効果は抜群です。
「効果が第一」という人には、やはりクリニックの方をおすすめします。

どうかこのサイトの情報を参考にして、自分に合った医療クリニックを探してみて下さい。

メンズ脱毛サロン選びでガッカリしないために

脱毛というのは非常に近代的な美容術という感じがしますが、実は日本スキン・エステティック協会によるとその歴史は古く、なんと紀元前3000年から4000年頃には古代オリエントのハーレムの女性たちが硫黄、石灰、でんぷんを材料にした脱毛剤を使っていたといいます。

日本の女性も平安時代からムダ毛の処理をおこない、江戸時代には線香を用いて毛を焼いたりしていました。
その後も色々な方法が試みられましたが、それらはあくまで「除毛」にとどまり、ムダ毛が半永久的に生えないようにする施術は近代に入ってからのことになります。

特に21世紀に入ると新しい技術が導入され、脱毛も非常に手軽なものになりました。それまで自己処理をしていた人もカミソリや毛抜きが肌に悪いことを知り、プロが優しく施術してくれるサロンや医療クリニックに足を向け始めています。
おかげで脱毛に特化した店や医院が次々にオープンし、現在はちょっとした脱毛ブームといっていい状態です。

さらに脱毛ブームは女性にとどまらず、一部の男性も密かに施術に通うようになっているとか……。

実際、『マツコ会議』という番組で2017年の秋、男性の脱毛事情が特集されたことがあります。そこでの調べによると、脱毛サロンの中には男女比が半々の店舗もあり、しかも客層の中心は30〜40代の中年サラリーマンとのこと。脱毛というのは人に吹聴することではないために派手に喧伝はされないのですが、男性の脱毛が相当な広がりを示しているのは確かなようです。

ただ脱毛にチャレンジしたいと思っていても、「サロンや脱毛専門のクリニックというのは女性が通うところ」というイメージがあり、男性にはどうしても敷居が高いものです。

「施術コストはいくら?」「脱毛完了までにどれくらいの期間が必要?」「施術は何回?」といった疑問がネックとなり、結局はサロンに通いたくても断念しているという男性も少なくありません。

そこでこのサイトを立ち上げてみました。男性専用の脱毛サロンを特集し、そこで使われている「光脱毛」という技術、その料金、施術完了までの日数、痛みの有無、そしてサロン選びのポイントについて紹介していきます。脱毛にチャレンジしたい男性の方々、どうか参考になさってください。

光脱毛とは?

光脱毛
「脱毛のイメージは?」と聞かれると、「特殊な針を毛穴に突き刺して、毛根を焼くんでしょ」と答える方がいます。

これは間違いではありません。
実際に20年ほど前までは、ほとんどの脱毛士が針状のプローブという電極を毛穴に挿入し、電気を流すことで脱毛をおこなっていたのです。

この電極を使った脱毛方法は19世紀末にアメリカで考案されたもので、「電気分解脱毛法」と呼ばれています。少々乱暴な方法に思えますが脱毛効果には優れていて、うまくいくと半永久的に肌がツルツルになるため、世界中で使用されるようになりました。

日本でも「ニードル脱毛」「美容電気脱毛」と名付けられて人気のある脱毛方法となり、上に書いたような脱毛のイメージを生み出すことになったのです(一部の医療クリニックではまだこの方法で施術がおこなわれています)。

ただこの電気分解脱毛法、手作業で施術していくために時間がかかり、施術料も高額になってしまいます。そのために施術を受けられるのは富裕層に限られていました。

やがて、もっと費用が安く、効率的な方法が再びアメリカで登場します。それがレーザー脱毛です。

この方法はレーザーを肌に照射してムダ毛を処理するというもので、面倒な手作業がいらないという点で画期的でした。

やがて、この原理からさらに「光脱毛」という新しい脱毛方法が考案され、今のサロンで広く採用されることになったのです。

光脱毛の原理&種類

ここで光脱毛について、ちょっと説明してみます。

光脱毛では、通常の光とは違った特殊な光線が使われます。光線はムダ毛に発射されると毛に含有される黒いメラニン色素に吸収され、熱エネルギーへと変化。その影響で毛乳頭などがダメージを受け、発毛が阻害されます。

この施術を根気よく続けることで毛の本数が減少していき、やがて部位がツルツルの状態になるのです。

光脱毛にもいくつか種類があり、現在は次の4つが使われています——

「IPL方式」
「SSC方式」
「SHR方式」
「ハイパースキン法」

それぞれの特徴を紹介しましょう。

最初に、IPL方式。これは「フラッシュ脱毛」と呼ばれて、たくさんのサロンで使われています。もともと肌のケアに用いられていた広帯域の光線・インテンスパルスライトが毛根に働きかけ、その毛の産生を防ぎます。

欠点はライトの照射時に少し痛みがあること。ただチクリとする程度なので、あまり問題にはなりません。

続いてSSC方式。「SSC」は”Smooth Skin Control”を略したものです。

IPLとどう違うかというと、ライトのほかに専用ジェルを使うところ。

ジェルには、「トレジャービーンズ」という有効成分の入った極小カプセルが配合されています。皮膚にジェルを塗ってクリプトンライトを当てると、毛包にカプセルの成分が浸透し、毛の成長を抑制します。

主要成分は「フィリニーブ」と呼ばれ、サリチル酸、イソフラボン、セイヨウシロヤナギ、メントールなどが入っています。保湿・炎症抑制効果もあり、術後の肌のケアにもなります。

脱毛効果を備えているのはこのジェルなので、ライトは低温でも構いません。ですから痛みは大変軽くなります。

次にSHR方式。「SHR」というのは”Super Hair Removal”を略したもので、「蓄熱式」とも言われます。

これまでの方式は毛根全体にダメージを加えていましたが、SHRは毛根の中の小さな部位であるバルジ領域が対象になります。

このバルジ領域は毛球部に刺激を与えて毛を成長させています。つまり、バルジ領域さえ不活発になれば、ほかの器官をいじらなくても脱毛できるわけです。

バルジ領域は肌表面に近いところにあるため、低温の光でも損傷を与えられます。そのため、ほぼ無痛の脱毛が可能です。

最後にハイパースキン法。こちらは発毛因子が施術の対象なので、メラニンを含まないムダ毛でも除去できます。光の温度は36〜38度ということなので全く痛みはなく、むしろ気持ち良いくらいです。ただ、ヒゲの脱毛には向いておらず、他の部位しか施術できません。

光脱毛とレーザー脱毛を比較する

光脱毛とレーザー脱毛を比較する
サロンでは光脱毛がもっぱら導入されていますが、医療クリニックではレーザー脱毛がメインとなっています。この2つを色々な点から比較してみましょう。

施術回数

光脱毛の施術回数と処理できるムダ毛の割合は、以下のようになっています——

・6回  およそ50パーセント
・12回 およそ80パーセント
・18回 およそ95パーセント

一方、レーザー脱毛だと、5〜6回施術すれば大体95パーセントの毛が処理できます。

原理的にレーザー脱毛は光脱毛とほぼ同じですが、照射の威力がケタ違いなので、施術回数はずっと少なくなります。

「なぜ一回の施術で部位全部の毛を除去できないの?」と思う人がいるかもしれません。それは、IPLやレーザーなどの光線が肌の外に出ている毛にしか対処できないためです。

毛には毛周期と呼ばれる成長サイクルがあり、光脱毛やレーザー脱毛で施術可能なのは成長期のものに限ります。
他の毛は肌の下に隠れているので、成長期まで待って処理しなければなりません。そのため、レーザーのように威力のある光でも、施術をくりかえす必要があります。

施術料

光脱毛の料金の平均相場は、以下の通りです——

・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・背中(上下)…71,600円
・VIO…58,633円
・全身…164,700円

そしてレーザー脱毛の相場は、次のようになっています——

・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・背中(上下)…91,917円
・VIO…67,975円
・全身…401,945円

これで分かる通り、施術料に関しては光脱毛の方がかなり安くなっています。

痛み

光脱毛は、痛みが苦手な人にピッタリの脱毛方法です。IPL方式では施術時にちょっとチクチクしますが、他の方式だと痛みらしい痛みは感じられません。

もちろん、それだけ照射出力は抑えられていて、脱毛完了までの施術日数は長くなります。

一方、レーザーは威力がものすごいので、照射時はどうしても強い痛みがあります。ただ脱毛効果もそれだけすごいため、痛みに関しては我慢するほかありません(痛みをどうしても避けたい場合、笑気麻酔を使用してくれるクリニックもあります)。

ただ、その痛みは施術時の一瞬だけで、ずっと後を引くわけではありません。
また施術を重ねて毛の数が減少していくと、痛みも段々と軽くなります。

色々なケア

サロンの場合、脱毛のほかに肌のケアをやってくれるところが多く、店で開発したジェルに色々な保湿成分が入っていたり、施術後の冷却が丁寧だったりします。

一方、レーザー脱毛の場合は、医療機関でおこなわれることもあって至れり尽くせりのサービスは期待できません。術後の冷却も全くないことがあります。

心地よいサービスを期待しているなら、サロンの方を選ぶべきでしょう。

光脱毛&サロンのメリット・デメリット

メリット・デメリット

メリット

・料金がクリニックよりもずっと安い
・どの方式でも痛みが軽く、特にハイパースキン法なら無痛ですむ
・心地よいサービスや美肌ケアが受けられる
・店の内装に趣向を凝らしていて、贅沢な気分で脱毛できる

デメリット

・施術が完了するまでの期間がかなり長い
・メラニンに乏しい産毛や色の薄い毛は、脱毛効果があがりにくい

サロン選びで気をつけたいポイントは?

気をつけたいポイント
メンズ脱毛サロン選びで気をつけるべき点をいくつかあげてみます——

本当に客は男性オンリーなのか?

メンズ脱毛サロンというと、「やってくる客は男性だけ」と考えがちですが、実際は男性がメイン、というだけで、女性でも施術可能なところもあります。

わざわざメンズ脱毛サロンを選んだ男性の中には、脱毛にやってきた姿を女性に見られたくないという人も多いでしょう。

それなのに、店内で女性とはち合わせしてしまう、というのはイヤなものです。

顧客を男性に限っているのかどうか、あらかじめサロンに聞いておきましょう。

施術するのは男性スタッフ?

顧客が男性オンリーという店でも、必ず男性スタッフが施術にあたるとは限りません。サロンの中には、女性脱毛士を採用しているところもあります。

「女性スタッフは避けたい」という男性も多いと思いますので、男性脱毛士を指名できるかどうか、契約前に調べておくべきです。

口コミサイトでサロンの技術をチェック

これはメンズ脱毛サロンに限りませんが、店を選ぶ際はネットの口コミサイトを見てみるべきです。

男性と女性の脱毛ではいくつか違う点があります。特に大きいのが「施術の難しさ」です。

男性は男性ホルモンの分泌量が多いために体毛が濃くなり、女性と同じ施術ではなかなか効果があがりません。

そのため機器の出力をかなりアップする必要がありますが、これはベテランのスタッフでないと加減が難しいとされています。

つまり脱毛士の経験量によって、効果の違いが出てくるわけです。

ただ、サロンの方ではスタッフの腕前について明かしてはくれませんし、公式サイトを見ても、どの脱毛士が経験豊富なのかは分かりません。

こんな時に口コミサイトなら、実際に施術を受けた人が経験談を投稿しているので参考になります。

スタッフの態度は?

サロンで手の込んだコースを選ぶと、最低でも2年ほど施術に通う必要があります。

それだけスタッフとの接触が増えますが、もしその態度が気に入らないと、心地よく施術を受けることはできません。

どれだけ施術料が格安でも、サービスに不満があったら中途で解約したくなるでしょう。

そんな事態にならないためにも、脱毛士の態度に関してネットでチェックしておきましょう。

以上、脱毛未経験者の男性のために、色々とメンズ脱毛サロンの情報を紹介してみました。いかがだったでしょうか?

現在、脱毛サロンの数は驚くほど増え、各店が顧客獲得に必死になっています。キャンペーンも毎月おこなわれているので、公式サイトをマメにチェックするようにしましょう。

家庭用脱毛器をうまく購入する方法とは?

脱毛といえば、以前は「お金のある有閑マダムがやるもの」というイメージでしたが、近年はすっかり一般的になりました。
テレビでコマーシャルを流すサロンや医療クリニックもあり、かなり繁盛しているようです。

ただ「行きたいけどヒマも時間もない」「予約を入れるのが邪魔くさい」「施術時にデリケートなパーツを見られたくない」といった理由でサロンやクリニックに通えない、あるいは通いたくない人もいます。

そんな人たちの間でよく売れているのが、家庭用脱毛器です。

「自分も手に入れたい」という人もいるでしょう。ただ、その値段は高めですし機種も多く、どれにすればいいのか困ってしまうほどです。いい加減に買ってガッカリしないためにも、機種の利点・難点や効果について、事前にチェックしなければなりません。

そこで、このページを立ち上げてみました。
家庭で好きなように脱毛したい、という人のために、賢い家庭脱毛器の選び方などについて、解説していこうと思います。

家庭用脱毛器とは——その発明と普及

家庭用脱毛器
1980年代に発表された「選択的光熱凝固理論」は、紀元前から続くといわれる脱毛の歴史の中でも画期的な大発見でした。1990年代に入るとその理論による機器が欧米で実用化。
そして2000年代になると、日本にも輸入されて施術に使われるようになります。

ただ、それらはあくまでプロのための大型マシン。家庭で自己処理をおこなうには、まだまだカミソリ、毛抜といった、簡易なツールに頼るしかありませんでした。

そんな中、家庭用脱毛器「アイエピ」が2005年に発売されます。

それまでも家庭用脱毛器は売っていたのですが、どれも脱毛効果がひどく、評判の良いものではありませんでした。
ところがこの「アイエピ」はムダ毛がしっかり手入れできるというのでまたたく間に評判となり、脱毛器を家庭に普及させるきっかけとなったのです。

そして2009年に「イーモ」、2012年に「ケノン」と別の人気機種の発売が続き、現在の隆盛を呼ぶことになります。

これらの家庭用脱毛器の発明は、ムダ毛が悩みのタネだった人にとって、大変な朗報でした。

何しろサロンなどで施術を受けるとなると、肌がツルツルになるまで数ヶ月から数年、店に通い続けなければなりません。途中でうんざりする人も多いですし、料金もかなり必要です。

それが家庭用脱毛器だと、店と同じような効果が期待できる上にお金も節約できるのですから、すぐに売れ筋の商品となって各社が類似の商品を発売したのも当然でしょう。

ただ脱毛器は、うまく選ばないと当たり外れが大きい、と言われています。以下で解説する機種の特徴、方式の利点・難点などをしっかり把握し、自分にふさわしい機種を見つけて下さい。

脱毛器選びで注意したいポイント

注意したいポイント
下の文章でも述べていますが、家庭用脱毛器には脱毛方式が数種類あり、その差が効果にも確実にあらわれます。

ですから購入時には脱毛に関する知識が必須で、「色やデザインが好みだったから」といった安易な理由で買ってしまうと、結局は失望することになります。

自分にふさわしい家庭用脱毛器を買うためには、次のようなポイントに留意しましょう——

照射の強さはどれくらいか?

個人によって脱毛効果の感じ方は異なるので「絶対だ」とは言えませんが、照射パワーが強ければ強いほど、その機種の脱毛効果は高いのが普通です。とにかくしっかりと脱毛したい人は、照射パワーの強い脱毛器を選ぶ方がいいでしょう。

ただ、パワーが強くなるとそれだけ毛穴や肌への刺激も高まり、火傷、かゆみといった肌トラブルも生じやすくなります。トラブルを起こさないためには、出力を自由に調節できる機種を買うべきです。

照射範囲はどれくらいなのか?

1回の照射で、どれほどの範囲を処理できるのか。その点はマシンによってかなり相違があるため、購入前にネットのサイトなどで調べておきましょう。

手入れにあまりに時間がかかると、脱毛器を使うのがおっくうになります。「高い代金を出して手に入れたのに、すぐに使うのが嫌になってしまった」という結果を招かないためにも、照射範囲のデータはきっちりチェックして下さい。

希望の部位が手入れできるか?

人によって脱毛したい部位は当然違います。

家庭用脱毛器を購入する際は、「どの部位の手入れに用いる予定か」そして「その機種がどんな部位に対応しているのか」を調べて下さい。

特に「顔」や「VIO」を手入れしたい人は注意しましょう。他の部位には対応可能でも、デリケートなパーツには使えないタイプが少なくありません。

公式サイトでは対応不可の部位を記してあることが多いので、まずチェックしてみましょう。

コストパフォーマンスはよいか?

「本体を格安で手に入れて喜んでいたのに、消耗品のカートリッジが高価なのを知ってガッカリした……」

脱毛器の購入については、そんな話を時々耳にします。

家庭用脱毛器には様々なタイプがあります。
値段だけとっても、2万円以下から10万円以上の機種まで色々そろっていますが、照射によって消耗するカートリッジの費用を忘れてはいけません。

脱毛器を購入する際は、カートリッジの値段とその交換頻度について、本体価格とともにチェックしておきましょう。

家庭用脱毛器の利点と難点

利点と難点

利点

・プロによる施術と比べ、2分の1以下の費用でじっくり脱毛が出来る
・遠くにあるサロンや医療クリニックに行く必要がなく、交通費と時間が節約できる
・「人に見られたくない」という部位も、好きなだけ処理できる

難点

・鏡がないとチェックできない部位(背中、うなじ、お尻)の処理は、手伝いが必要
・1人ですべての作業をやらなければならないので、ついイヤになる
・肌トラブルの予防と対処が案外面倒

家庭用脱毛器で永久脱毛は可能なの?

永久脱毛は可能なの?
家庭用脱毛器はプロ仕様のマシンを小型化したもので、使われるライト自体は全く同じです。

ただ、事故などの防止のため、出力はかなり抑えられています。そのため、相当な威力が必要とされる永久脱毛はできません。

ちなみに、サロンでも永久脱毛は不可能です。一般サロンでの施術は正確には「抑毛」の処理であって、毛はそのうち復活します。

永久脱毛を望むなら、医療クリニックでレーザー脱毛をおこなって下さい。

家庭用脱毛器で使われている脱毛方式とは?

脱毛方式について考える
家庭用脱毛器で用いられている脱毛方式について、紹介してみましょう——

フラッシュ式

家庭用脱毛器で1番採用されている脱毛方式が、フラッシュ式です。サロンのマシンと原理的に同一で、メラニン色素に反応する光(IPL)を用います。

肌にこのIPLを当てると、毛根部位だけが熱のダメージを受けます。そして長期間照射を続けていくと発毛機能が衰え、毛の成長が止まるわけです。

この方式の最大のメリットは照射口が大きく、1ショットで広い範囲を処理できること。そのために1回の処理時間も短く、背中、腕、脚といったパーツにはもってこいです。

事故を防ぐために照射パワーは制限されていて、安全対策も万全です。痛みもほとんど感じません。

難点は脱毛完了まで日数が必要なことですが、それでも1年ほど照射を続けていると肌が無毛状態になります。

レーザー式

レーザー式は、医療クリニックのマシンに使われている方式です。
レーザー光をムダ毛に当てると毛乳頭などの発毛器官が損傷を受け、毛の成長がストップします。

光はフラッシュ式のようには広がらず、威力が強いため、細かいパーツや剛毛を手入れしたい時に最適です。

脱毛完了までの期間も短く、約3ヶ月で効果があらわれてきます。

ただ、ワンショットの照射面積が狭いため、広いパーツには向いていません。打ち漏れも起こりやすくなります。

また、照射の際の「痛み」も大きなデメリットです。ネットでも「瞬間的ですが痛みは予想を超えていて、思わず『うわっ』と叫んでしまいました」「照射の直前はドキドキします」といった感想が投稿されています。

特に痛い部位はデリケートゾーン、骨付近のスネ、脇などで、もしこれらのパーツを手入れするなら、出力をかなり下げた方がいいでしょう。

あと、レーザーは黒い色にぶつかると高熱を発生させるので、ホクロ、シミ、日焼けにはカバーをするか、照射自体を避けるようにして下さい。

高周波(超音波)式

高周波脱毛器は、ピッカーと呼ばれる金属の先端でムダ毛をはさみ、弱い電気を流すことで発毛を止めます。ライトを使わないため、目の近くのパーツ(額の生え際、眉など)も安全に処理できます。

また、他の方式では手入れしにくい白髪、日焼け肌の毛も、高周波だと問題ありません。

ただ、1本1本に対して処理をおこなうため手間がかかり、背中や足のような広い部位だと大変です。手入れを素早く終わらせたいなら、フラッシュ式の方がベターです。

サーミコン(熱線)式とローラー式

フラッシュ式、レーザー式、高周波式はいずれも、毛根の発毛機能を熱によって弱体化し、毛の成長を防止します。しかし「サーミコン(熱線)式」「ローラー式」の場合、発毛機能には影響を与えません。

サーミコン式脱毛器は、ヘッドの熱線を用いてムダ毛を手入れします。肌から外に出た部分をただ焼き切るだけなので、翌日から毛は伸びてきます。

ただ、毛先が丸くなるため、カミソリによるチクチク感が嫌だという人にはいいでしょう。

そして「ローラー式」ですが、これはペンキでも肌に塗るようにローラーを転がしてムダ毛を絡ませ、引き抜いてしまうというもの。

つまり毛抜と同じ方法なのですが、広範囲をさっと処理できるのが長所です。
もちろん毛穴や肌には刺激が強いので、おすすめはできません。

主な家庭用脱毛器の価格一覧

価格について
「家庭用脱毛器を買いたい」と思った時、まず気にかかるのがその値段でしょう。

ここではネットのデータを参考に、主だった家庭用脱毛器の価格をまとめてみました(「照射面積」「ワンショットにおける単価」も付記しておきます)。

・ケノン
価格…69,800円(税込)
照射面積…9.25平方cm
ワンショットにおける単価…0.04〜0.59円

・シルクエキスパート
価格…49,299円(税込)
照射面積…6平方cm
ワンショットにおける単価…1.78円

・4x
価格…38,999円(税込)
照射面積…1平方cm
ワンショットにおける単価…0.08円

・ラヴィ
価格…40,000円(税込)
照射面積…6平方cm
ワンショットにおける単価…0.24〜0.61円

・レイボーテグランデ
価格…116,640円(税込)
照射面積…12平方cm
ワンショットにおける単価…0.05円

・ルメア・プレステージ
価格…57,998円(税込)
照射面積…4平方cm
ワンショットにおける単価…0.20円

・光エステ
価格…25,200円(税込)
照射面積…5.4平方cm
ワンショットにおける単価…0.29円

これらのうち、1番価格の高いのはレイボーテグランデの116,640円、そして1番価格の安いのは光エステの25,200円です(ちなみにもっと安い機種もあるのですが、それらは実際は「除毛器」なので除外しました)。

上述したように、買う際はカートリッジの値段を考慮する必要があります。一覧には付記しませんでしたが、カートリッジの価格がいくらくらいなのか、自分で確認しておきましょう。本体とカートリッジの合計を比べることで、本当の価格差が判明します。

そして、ワンショットにおける単価も大切な要素です。

一覧を見て、「ワンショットの価格差なんてわずかで、取るに足らない」と思う人もいるでしょう。

しかし、脱毛は1回では完了しません。2週間に1回、照射を継続する必要があります。つまりワンショットなら少しの違いでも、繰り返されることで相当な差となるのです。

最後に「照射範囲」も大切です。1回の照射面積の数値が大きいほどショット数は減りますから、その数値によってカートリッジのランニングコストが変わってきます。

なお、4xの照射範囲が特に狭いのですが、これは4xがレーザー式だから……。レイボーテグランデやケノン(ともにフラッシュ式)と比較すると、相当な差があります。

広い部位を脱毛したいなら特に、ワンショットにおける単価と照射面積をチェックしておきましょう。

以上、家庭用脱毛器の利点と難点、選び方のコツなどについて紹介してみました。いかがだったでしょうか?

何度も説明したように、家庭用脱毛器は方式・機種次第でその効果が変わってきます。そのデータをあらかじめチェックしておくことが、賢い購入のコツとなります。

ぜひ自分にふさわしい機種を選び、心地よい脱毛生活を送って下さい。