医療脱毛クリニック選びで損をしないために

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かつてはぜいたくな美容術と言われた脱毛。ところが最近では、美しい肌を求める女性が多くなり、お金を払ってムダ毛を処理してもらうのも特に珍しいことではなくなりました。
特に肌を露出するファッションを好む人は、カミソリや毛抜などでの自己処理では肌に負担がかかると聞き、プロに毛の処理を任せるようになっています。

せっかくお金と時間を費やして施術に通うのですから、できるだけ脱毛効果をあげたいというのは当然のこと。脱毛方法には色々なものがあるとはいえ、実際に施術をおこなっているのは、脱毛サロンと医療クリニックの2つしかありません。

かつては有名タレントやモデルを起用したテレビCMなどの影響で、サロンを選ぶ人が圧倒的に多かったようですが、近年では医療クリニックの利点も広く認識されつつあり、「どちらで施術してもらおうか」と思い悩む人も少なくないようです。

そこでこのサイトを立ち上げ、医療脱毛クリニックの情報を紹介することにしました。
そのメリット・デメリットはもちろん、施術の特徴、クリニックを選ぶ際の留意点など、脱毛初心者に役立つ知識を色々と解説していきます。

クリニック脱毛の3つの特徴について

クリニック脱毛の特徴について考える
ムダ毛のプロが施術をおこなってくれるのは、現在のところ医療クリニックとサロンしかありません。もしクリニックの方と契約するなら、事前にその特徴を理解しておいた方がいいでしょう。

1)レーザー光線を使って施術する

サロンよりも医療クリニックの脱毛の方が、はるかに効果が上がると言われています。
なぜならクリニックの機器は、サロンでは使用不可のレーザー光線を照射するからです。

レーザー脱毛が提唱されたのは20世紀末のことです。ハーバード大学ウェルマン皮膚研究所の科学者たちが、雑誌「サイエンス」に論文を発表しました。その「選択的光熱凝固理論」は、古代オリエント時代から続く長い脱毛の歴史の中でも革命的なものとなりました(ちなみに、その科学者の1人であるR・ロックス・アンダーソンは、入れ墨を消す染料を発明したことでも知られています)。

それまで最もポピュラーだった脱毛方法は、使い捨ての電極(プローブ)でムダ毛を処理する「ニードル脱毛」(「美容電気脱毛」)でした。これはセントルイスの眼科医チャールズ・ミッチェルが1875年に考案したもので「電気分解脱毛法」と呼ばれています。電極から電流を通し、発毛を促す毛包を凝固化します。

この方法は発毛を止めるという点で優れており、アメリカでは広く用いられたようですが、なにしろプローブを手作業で挿入していくために手間が必要で、それだけ料金も高くなってしまいます。
しかも痛みが激しく、顧客はかなりの忍耐を強いられます。

この状況を一変させたのが、レーザー脱毛の発明でした。

レーザー脱毛が画期的だったのは、毛に3%含まれているメラニン色素に着目した点。

単一の波長を備えているレーザー光線は、他の光のように拡散せず、射出した方向にどこまでも進みます。
指向性が高く、小さな部分に集光することができるため、破壊力は群を抜いています。

そしてもうひとつの特性は、波長によって1つの色だけに作用する、という点。つまり、赤、青、黒といった色がついた組織に光線を当てると、それだけで大きな損傷を与えられる、ということです。

脱毛では、黒色に作用するように波長を700ナノメートルから1000ナノメートルに調節。周辺の皮膚組織には何もしないため、肌へ直接照射ができます。

黒いメラニンに吸収されたレーザーは摂氏65度〜70度の熱に変わるのですが、この高熱が毛包の幹細胞を破壊し、毛の産生をストップするわけです。

施術も極めて簡単で、波長をアレンジしてレーザー光線を当てるだけ。照射口であるビームスポットは直径数ミリですが、1回あたりの照射は100分の1秒で終わるため、施術は短時間で終わります。電極を毛穴に挿入するような面倒な作業はいりません。

最初は白人向けのルビーレーザーしかありませんでしたが、すぐに黄色人種向けに媒質を変えたアレキサンドライトが考案され、日本でも脱毛に使われ始めました。現在は様々な媒質を用いたレーザー光線がそろっていて(ダイオード、YAGなど)、毛質やパーツに合わせて選べるようになっています。

2)「永久脱毛」ができる

脱毛の細かい事実については、まだまだ一般に知られているとは言えません。たとえば「1度光を照射すれば、その部位はすぐにツルツルになる」と思っている人がいます。

もちろん、それは間違っています。毛の産生を促す毛包は丈夫な組織で、1回の照射ではそれほど損傷を受けません。

また脱毛は、「毛周期」という発毛サイクルにあわせて照射を続ける必要があります。施術をおこなうのは2ヶ月に1度ほど。何度も光が当たるうちに毛の本数が少なくなり、そのうち部位がツルツルになって脱毛終了。
施術は数年に渡ることも珍しくありません。

ちなみにサロンでも毛根にアプローチする光線を用いますが、その出力が制限されているために、毛包は少しの間衰えるだけです。施術から数年で、ムダ毛はまた伸びてきてしまいます。

その点、医療クリニックでは威力抜群なレーザー光線を用いるため、毛包が死滅する可能性が高くなっています。つまり、いわゆる「永久脱毛」がおこなえるわけです。

3)医師だけが施術を担当する

先の項目でも述べましたが、サロンの脱毛方法はクリニックと似通っているとは言え、使われる光の種類が異なるためにレーザー脱毛とは呼べません。また破壊力に関する限り、レーザーとサロンの光では砲弾と銃弾ほどの相違があります。サロンの従業員に特別な資格がいらないのも、サロンの光線の威力が弱いからです。

一方、レーザー脱毛は破壊力の強い光線を用いるので、操作ミスが深刻なケガにつながりかねません。そのためマシンを扱えるのは、事故の際に処置の可能な医師に限られています。もちろん、治療用の設備・器具がそろっているので、その点でも安心できます。

医療脱毛の利点・難点

利点・難点

利点

・脱毛マシンを操作するのは医者なので、トラブルが発生しても応急処置が可能
・永久脱毛がおこなえるので、毛が死ぬまで生えない確率が高まる
・脱毛完了までの期間がサロンと比べて短く、施術に出向く回数も少ない

難点

・格安プランが豊富でキャンペーンの多いサロンより、料金がずっと高め
・照射時の痛みが部位によっては強いため、施術自体を避けたくなる
・レーザーのパワーが強いため、毛膿炎、炎症などが起こる怖れがある

クリニックとサロンの違いとは?

クリニックとサロンの違い
脱毛サロンとクリニックの違いに関してはすでに触れましたが、ここでさらに相違点を挙げてみます——

料金

脱毛が人気となる前から、サロンは大きな広告を女性誌に出していますが、そこには目を引く活字で「今月限りのキャンペーン」「リーズナブルなセットプラン」などと書かれています。これで分かる通り、サロンのメリットのひとつは、その施術コストの安さです。

一方、クリニックの場合は医療機関としての規制もあり、料金が大きくディスカウントされることはまずありません。

ここで、両者の料金が一体どれくらいなのか、比較するために表にしてみましょう。

まずは脱毛サロンから。知名度の高いサロン20社の公式サイトから、パーツごとの平均料金を算出してみたところ——

・全身…164,700円
・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・背中(上下)…71,600円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・VIO…58,633円

という結果になりました。

次に医療クリニックです。こちらもネットでよくヒットする20院の平均コストを計算しました——

・全身…401,945円
・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・背中(上下)…91,917円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・VIO…67,975円

こうして見ると、料金の違いは一目瞭然です。特に違いの大きいのが顔脱毛で、クリニックの利用金はサロンの3倍以上となります。

効果

サロンとクリニックでは方式の異なるマシンを採用しているため、その効果にも相当な差が出ます。

現在、サロンでは4、5種類の脱毛方法が使われていますが、その中で1番採用率が高いと言われるのがIPL脱毛です(別名「フラッシュ脱毛」あるいは「光脱毛」)。

ワンショットで処理できる面積が広く、背中、腕、脚といった大きな部位にもってこいです。
照射パワーも抑えられているため、痛みもあまり強くありません。

他の方法には、専用ジェルとクリプトンライトを一緒に用いるSSC脱毛、バルジ領域をターゲットにするSHR脱毛などがありますが、どれもその脱毛効果は一時的です。つまり、サロンの施術は毛の発毛器官を弱体化する「抑毛」「減毛」にすぎず、脱毛が完了したとしてもその効果は数年で消えてしまいます。

一方、医療クリニックのレーザーはパワーがケタ違いなので、施術が完了すれば、毛がよみがえる可能性は低くなります。

保証

脱毛サロンもクリニックも、保証については似たようなものです。

効果に納得できるまでずっと施術できる「永久保証」、期間を一定日数だけ延ばせる「期間保証」、施術を中途でやめる時に前金の一部を返してくれる「返金保証」などは、クリニックにもサロンにもあります。

ただ、種類・条件が各医院によって違うので、あらかじめ公式サイトなどで確認しておきましょう。

その他

案外見落とされがちですが、クリニックとサロンにおける支店(支院)数の差は重要です。

脱毛は一朝一夕に終わるものではありません。部位が無毛になるまで日数がかかり、全身脱毛ともなると、数年間も施術に出かける必要があります。

その間に生活環境が激変してしまう人も出てきます。
引っ越しや転勤がその典型ですが、新しい家のそばにクリニックの支院がないため、契約時の前払い金がムダになるケースもあります。

部分脱毛ならまだあきらめられますが、手の込んだプランだと前払い金が20万円を越えることは珍しくありません。転居後も契約を活かしたい、と考えるのは当たり前です。

名前の知られた大手サロンなら全国に支店があるため、転居後も施術を続行できる可能性が高くなります。ところがクリニックは全国でチェーン展開をしているところは少なく、引っ越すと支払ったお金がムダになるケースが多いようです。

ということで、「引っ越しすることが多い」という人の場合、店舗が全国にある有名サロンを選んだ方が無難でしょう。

クリニックを選ぶ際の注意点

選ぶ際の注意点

保証期間に気をつける

一旦脱毛を始めたら、契約した回数を一定期間内に終了させる必要があります。その日数はパーツによって違いますが、2年から3年というのが一般的です。
中には5年という長期のクリニックもあるので、忙しい人はそちらを選ぶといいでしょう。

リスクについて明記されているか?

クリニックでは威力の強いレーザーを使うので、そのリスクを契約前に告げるのは医者の義務です。公式サイトにもそのリスクが明記されているか確認しましょう。

料金の総額ははっきりしているか?

料金設定が入り組んでいるクリニックは、施術コストの高さをごまかそうとしている可能性があります。総額をはっきり示しているクリニックの方が信頼できます。

医師の情報は書かれている?

公式サイトに施術担当の医師の情報が明記されているか、最初にチェックしておきましょう。情報が書かれていないクリニックは、経営態勢に問題があります。

医師がカウンセリングもおこなっているか?

施術はともかく、カウンセリングに関しては看護師が担当するクリニックもあるようです。
そんな分担制は医療機関として無責任なので、契約しない方がいいでしょう。

以上、医療クリニックについて色々な情報を紹介してみました。いかがだったでしょうか。

クリニックに関しては、「レーザーが痛いようなので怖い」「費用がサロンよりずっと高い」といった理由で「行くのがイヤだ」という人もいるでしょう。ただ、その脱毛効果は抜群です。
「効果が第一」という人には、やはりクリニックの方をおすすめします。

どうかこのサイトの情報を参考にして、自分に合った医療クリニックを探してみて下さい。

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