メンズ脱毛サロン選びでガッカリしないために

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脱毛というのは非常に近代的な美容術という感じがしますが、実は日本スキン・エステティック協会によるとその歴史は古く、なんと紀元前3000年から4000年頃には古代オリエントのハーレムの女性たちが硫黄、石灰、でんぷんを材料にした脱毛剤を使っていたといいます。

日本の女性も平安時代からムダ毛の処理をおこない、江戸時代には線香を用いて毛を焼いたりしていました。
その後も色々な方法が試みられましたが、それらはあくまで「除毛」にとどまり、ムダ毛が半永久的に生えないようにする施術は近代に入ってからのことになります。

特に21世紀に入ると新しい技術が導入され、脱毛も非常に手軽なものになりました。それまで自己処理をしていた人もカミソリや毛抜きが肌に悪いことを知り、プロが優しく施術してくれるサロンや医療クリニックに足を向け始めています。
おかげで脱毛に特化した店や医院が次々にオープンし、現在はちょっとした脱毛ブームといっていい状態です。

さらに脱毛ブームは女性にとどまらず、一部の男性も密かに施術に通うようになっているとか……。

実際、『マツコ会議』という番組で2017年の秋、男性の脱毛事情が特集されたことがあります。そこでの調べによると、脱毛サロンの中には男女比が半々の店舗もあり、しかも客層の中心は30〜40代の中年サラリーマンとのこと。脱毛というのは人に吹聴することではないために派手に喧伝はされないのですが、男性の脱毛が相当な広がりを示しているのは確かなようです。

ただ脱毛にチャレンジしたいと思っていても、「サロンや脱毛専門のクリニックというのは女性が通うところ」というイメージがあり、男性にはどうしても敷居が高いものです。

「施術コストはいくら?」「脱毛完了までにどれくらいの期間が必要?」「施術は何回?」といった疑問がネックとなり、結局はサロンに通いたくても断念しているという男性も少なくありません。

そこでこのサイトを立ち上げてみました。男性専用の脱毛サロンを特集し、そこで使われている「光脱毛」という技術、その料金、施術完了までの日数、痛みの有無、そしてサロン選びのポイントについて紹介していきます。脱毛にチャレンジしたい男性の方々、どうか参考になさってください。

光脱毛とは?

光脱毛
「脱毛のイメージは?」と聞かれると、「特殊な針を毛穴に突き刺して、毛根を焼くんでしょ」と答える方がいます。

これは間違いではありません。
実際に20年ほど前までは、ほとんどの脱毛士が針状のプローブという電極を毛穴に挿入し、電気を流すことで脱毛をおこなっていたのです。

この電極を使った脱毛方法は19世紀末にアメリカで考案されたもので、「電気分解脱毛法」と呼ばれています。少々乱暴な方法に思えますが脱毛効果には優れていて、うまくいくと半永久的に肌がツルツルになるため、世界中で使用されるようになりました。

日本でも「ニードル脱毛」「美容電気脱毛」と名付けられて人気のある脱毛方法となり、上に書いたような脱毛のイメージを生み出すことになったのです(一部の医療クリニックではまだこの方法で施術がおこなわれています)。

ただこの電気分解脱毛法、手作業で施術していくために時間がかかり、施術料も高額になってしまいます。そのために施術を受けられるのは富裕層に限られていました。

やがて、もっと費用が安く、効率的な方法が再びアメリカで登場します。それがレーザー脱毛です。

この方法はレーザーを肌に照射してムダ毛を処理するというもので、面倒な手作業がいらないという点で画期的でした。

やがて、この原理からさらに「光脱毛」という新しい脱毛方法が考案され、今のサロンで広く採用されることになったのです。

光脱毛の原理&種類

ここで光脱毛について、ちょっと説明してみます。

光脱毛では、通常の光とは違った特殊な光線が使われます。光線はムダ毛に発射されると毛に含有される黒いメラニン色素に吸収され、熱エネルギーへと変化。その影響で毛乳頭などがダメージを受け、発毛が阻害されます。

この施術を根気よく続けることで毛の本数が減少していき、やがて部位がツルツルの状態になるのです。

光脱毛にもいくつか種類があり、現在は次の4つが使われています——

「IPL方式」
「SSC方式」
「SHR方式」
「ハイパースキン法」

それぞれの特徴を紹介しましょう。

最初に、IPL方式。これは「フラッシュ脱毛」と呼ばれて、たくさんのサロンで使われています。もともと肌のケアに用いられていた広帯域の光線・インテンスパルスライトが毛根に働きかけ、その毛の産生を防ぎます。

欠点はライトの照射時に少し痛みがあること。ただチクリとする程度なので、あまり問題にはなりません。

続いてSSC方式。「SSC」は”Smooth Skin Control”を略したものです。

IPLとどう違うかというと、ライトのほかに専用ジェルを使うところ。

ジェルには、「トレジャービーンズ」という有効成分の入った極小カプセルが配合されています。皮膚にジェルを塗ってクリプトンライトを当てると、毛包にカプセルの成分が浸透し、毛の成長を抑制します。

主要成分は「フィリニーブ」と呼ばれ、サリチル酸、イソフラボン、セイヨウシロヤナギ、メントールなどが入っています。保湿・炎症抑制効果もあり、術後の肌のケアにもなります。

脱毛効果を備えているのはこのジェルなので、ライトは低温でも構いません。ですから痛みは大変軽くなります。

次にSHR方式。「SHR」というのは”Super Hair Removal”を略したもので、「蓄熱式」とも言われます。

これまでの方式は毛根全体にダメージを加えていましたが、SHRは毛根の中の小さな部位であるバルジ領域が対象になります。

このバルジ領域は毛球部に刺激を与えて毛を成長させています。つまり、バルジ領域さえ不活発になれば、ほかの器官をいじらなくても脱毛できるわけです。

バルジ領域は肌表面に近いところにあるため、低温の光でも損傷を与えられます。そのため、ほぼ無痛の脱毛が可能です。

最後にハイパースキン法。こちらは発毛因子が施術の対象なので、メラニンを含まないムダ毛でも除去できます。光の温度は36〜38度ということなので全く痛みはなく、むしろ気持ち良いくらいです。ただ、ヒゲの脱毛には向いておらず、他の部位しか施術できません。

光脱毛とレーザー脱毛を比較する

光脱毛とレーザー脱毛を比較する
サロンでは光脱毛がもっぱら導入されていますが、医療クリニックではレーザー脱毛がメインとなっています。この2つを色々な点から比較してみましょう。

施術回数

光脱毛の施術回数と処理できるムダ毛の割合は、以下のようになっています——

・6回  およそ50パーセント
・12回 およそ80パーセント
・18回 およそ95パーセント

一方、レーザー脱毛だと、5〜6回施術すれば大体95パーセントの毛が処理できます。

原理的にレーザー脱毛は光脱毛とほぼ同じですが、照射の威力がケタ違いなので、施術回数はずっと少なくなります。

「なぜ一回の施術で部位全部の毛を除去できないの?」と思う人がいるかもしれません。それは、IPLやレーザーなどの光線が肌の外に出ている毛にしか対処できないためです。

毛には毛周期と呼ばれる成長サイクルがあり、光脱毛やレーザー脱毛で施術可能なのは成長期のものに限ります。
他の毛は肌の下に隠れているので、成長期まで待って処理しなければなりません。そのため、レーザーのように威力のある光でも、施術をくりかえす必要があります。

施術料

光脱毛の料金の平均相場は、以下の通りです——

・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・背中(上下)…71,600円
・VIO…58,633円
・全身…164,700円

そしてレーザー脱毛の相場は、次のようになっています——

・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・背中(上下)…91,917円
・VIO…67,975円
・全身…401,945円

これで分かる通り、施術料に関しては光脱毛の方がかなり安くなっています。

痛み

光脱毛は、痛みが苦手な人にピッタリの脱毛方法です。IPL方式では施術時にちょっとチクチクしますが、他の方式だと痛みらしい痛みは感じられません。

もちろん、それだけ照射出力は抑えられていて、脱毛完了までの施術日数は長くなります。

一方、レーザーは威力がものすごいので、照射時はどうしても強い痛みがあります。ただ脱毛効果もそれだけすごいため、痛みに関しては我慢するほかありません(痛みをどうしても避けたい場合、笑気麻酔を使用してくれるクリニックもあります)。

ただ、その痛みは施術時の一瞬だけで、ずっと後を引くわけではありません。
また施術を重ねて毛の数が減少していくと、痛みも段々と軽くなります。

色々なケア

サロンの場合、脱毛のほかに肌のケアをやってくれるところが多く、店で開発したジェルに色々な保湿成分が入っていたり、施術後の冷却が丁寧だったりします。

一方、レーザー脱毛の場合は、医療機関でおこなわれることもあって至れり尽くせりのサービスは期待できません。術後の冷却も全くないことがあります。

心地よいサービスを期待しているなら、サロンの方を選ぶべきでしょう。

光脱毛&サロンのメリット・デメリット

メリット・デメリット

メリット

・料金がクリニックよりもずっと安い
・どの方式でも痛みが軽く、特にハイパースキン法なら無痛ですむ
・心地よいサービスや美肌ケアが受けられる
・店の内装に趣向を凝らしていて、贅沢な気分で脱毛できる

デメリット

・施術が完了するまでの期間がかなり長い
・メラニンに乏しい産毛や色の薄い毛は、脱毛効果があがりにくい

サロン選びで気をつけたいポイントは?

気をつけたいポイント
メンズ脱毛サロン選びで気をつけるべき点をいくつかあげてみます——

本当に客は男性オンリーなのか?

メンズ脱毛サロンというと、「やってくる客は男性だけ」と考えがちですが、実際は男性がメイン、というだけで、女性でも施術可能なところもあります。

わざわざメンズ脱毛サロンを選んだ男性の中には、脱毛にやってきた姿を女性に見られたくないという人も多いでしょう。

それなのに、店内で女性とはち合わせしてしまう、というのはイヤなものです。

顧客を男性に限っているのかどうか、あらかじめサロンに聞いておきましょう。

施術するのは男性スタッフ?

顧客が男性オンリーという店でも、必ず男性スタッフが施術にあたるとは限りません。サロンの中には、女性脱毛士を採用しているところもあります。

「女性スタッフは避けたい」という男性も多いと思いますので、男性脱毛士を指名できるかどうか、契約前に調べておくべきです。

口コミサイトでサロンの技術をチェック

これはメンズ脱毛サロンに限りませんが、店を選ぶ際はネットの口コミサイトを見てみるべきです。

男性と女性の脱毛ではいくつか違う点があります。特に大きいのが「施術の難しさ」です。

男性は男性ホルモンの分泌量が多いために体毛が濃くなり、女性と同じ施術ではなかなか効果があがりません。

そのため機器の出力をかなりアップする必要がありますが、これはベテランのスタッフでないと加減が難しいとされています。

つまり脱毛士の経験量によって、効果の違いが出てくるわけです。

ただ、サロンの方ではスタッフの腕前について明かしてはくれませんし、公式サイトを見ても、どの脱毛士が経験豊富なのかは分かりません。

こんな時に口コミサイトなら、実際に施術を受けた人が経験談を投稿しているので参考になります。

スタッフの態度は?

サロンで手の込んだコースを選ぶと、最低でも2年ほど施術に通う必要があります。

それだけスタッフとの接触が増えますが、もしその態度が気に入らないと、心地よく施術を受けることはできません。

どれだけ施術料が格安でも、サービスに不満があったら中途で解約したくなるでしょう。

そんな事態にならないためにも、脱毛士の態度に関してネットでチェックしておきましょう。

以上、脱毛未経験者の男性のために、色々とメンズ脱毛サロンの情報を紹介してみました。いかがだったでしょうか?

現在、脱毛サロンの数は驚くほど増え、各店が顧客獲得に必死になっています。キャンペーンも毎月おこなわれているので、公式サイトをマメにチェックするようにしましょう。

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